【終了】冷泉家「北の大蔵」建築支援 特別限定公開 7/29開催


【7/29追記】猛暑の中でしたが盛況裡に終了しました。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。

藤原俊成・定家父子を遠祖とする冷泉家。
明治維新後も京都に残り、現存する唯一の近世公家住宅(国重要文化財)として京都御苑の北側、烏丸今出川の地に、今なお往年の姿をとどめます。

そんな冷泉家は、現役の「和歌の家」としても著名です。
年間通じて様々な行事があり、一般公開されるのは例年11月初旬のわずか数日のみ。
今回、現在建築中の「北の大蔵」を資金面でサポートするプランの一環として、当社で7/29(土)の1回のみ、先着20名様限定での特別公開を開催する運びとなりました。

さて、その建物のみならず、藤原定家筆となる『明月記』『古今和歌集』(いずれも国宝)といった典籍類をはじめ、屏風、茶道具、軸など、平安〜江戸期に至る数多くの貴重な文化財を今に伝える冷泉家。
天明の大火(1788年)にも耐え抜いた「御文庫」など計8つの蔵でその保管がなされてきましたが、一部老朽化が進み、新たな保管場所確保が課題でした。
先に触れた建築中の「北の大蔵」は、現在の日本では極めて珍しい、伝統的な建築技法による新築かつ最大級の土蔵です。
ただし、あくまで新築の建造物のため、建築費用の公的な補助や支援はありません。今回の特別限定公開では、見学料の一部を建築資金の支援に充当させていただきます。

なお、今回は、一般公開では入れない冷泉家住宅の内部にも特別に上がらせてもらうこととなりました。
各種解説は同家を管理する公益財団法人冷泉家時雨亭文庫にお願いし、少人数のツアー形式で見学します。
冷泉家の魅力に加え、文化財所有者の努力や現状の課題にも関心を持ってもらい、そして、同家を支える支援の輪が少しでも広がる契機になれば幸いです。

【参考】冷泉家時雨亭文庫だより「北の大蔵 新設の背景」https://wakadayori.jp/history

特別公開日時2023(令和5)年7月29日(土) 13時〜14時 雨天決行
見学料金おひとり 3千円(税込) 
定員先着20名様 ※未就学児はご遠慮願います
【7/7追記】定員に達しましたので若干名追加枠を設けました
お支払い方法当日会場にて現金払いのみ(カード、QRコード払い等は不可)※できるだけお釣りのないようにお願いします
集合・受付時間現地集合(冷泉家) 12時40分より受付 ※13時よりツアー形式で見学開始 遅れないようにお願いします
申し込み方法下記カレンダーの「2023年7月」→「7/29(土)」から申込フォームへ 
※1件につき最大5名様まで申込可 6名様以降はお手数ですが別の申込で入力ください ※◯△表示は残枠ありです
その他終了後、14時〜17時にかけて京都御苑内の公家旧跡ウォークを開催します
(無料、参加自由、途中離脱OK)

[monthly_calendar id=”636″ year=”2023″ month=”7″ pagination=”0″ skiptime=”1″]


PAGE TOP