地域調和への取り組み(イベント自主規制ガイドライン)


【地域住民の皆様および参加者の皆様へ

株式会社ヘリテージハブ京都が主宰する各まち歩きは、京都の知られざる文化財や、町衆が大切に継承してきた信仰・伝統を深く正しく知り、次世代へ繋ぐサポーターにお一人でも多くなっていただくことを目的としています。

近年、京都市内(特に祇園界隈)において、一部事業者による、1団体が4~50人に上るような大人数かつマイクを使用した大音量のガイドツアーによる生活環境の破壊(オーバーツーリズム)が深刻化しています。

京都・下京に生まれ育ち、今も暮らす市民として、そうした野放図なやり方は、京都の魅力を損なうのみならず、持続可能性に欠け、愛する故郷・京都への冒涜にも感じます。

弊社は、地域の皆様の日常生活の場に「入らせていただく」という謙虚な姿勢を第一に掲げ、以下の【自主規制ガイドライン】を徹底してまいります。


  1. 地域住民の暮らし、伝統や信仰への敬意を忘れずに
    京都の町はテーマパークではありません。長い歴史を紡いできた住民の矜持や信仰、地域が持つ歴史や伝統を尊重し最大限の敬意を払うとともに、感謝の気持ちと謙虚さを忘れずに行動します。
  2. 少人数開催の徹底
    解説の質を担保するとともに、狭い路地や通行の妨げにならないよう、定期開催コースでは最大10名様までに限定して実施しています。
  3. マイクスピーカー(拡声器)の完全不使用
    閑静な住宅街や、特に花街の夜の静寂を守るため、ガイド時のマイクスピーカーや拡声器の利用は一切行いません。ご案内は周辺に配慮の上、すべて肉声が届く範囲で行います。
  4. 「すべて日本語のみ」による解説とマナー周知
    観光消費を目的とした効率的なツアーとは異なり、京都の歴史や文化財への深い理解を共有するため、ご案内および配布資料はすべて日本語のみで構成しています。参加者の皆様へも、地域ごとのローカルルールやマナーへのご協力を事前に徹底するようにいたします。
  5. 京都の正規法人としての社会的責任
    弊社は京都市内に本社を置く正規の法人であり、すべての売上を適切に管理・納税し、持続可能な地域社会に貢献しています。

私たちは「ただ建物が残る景観」ではなく、「住民の皆様の暮らしと信仰が息づく街並み」こそが京都の真の有形・無形文化財であると考えています。
今後とも、地域の皆様との調和を最優先に活動を続けてまいります。

2026(令和8)年8月1日
株式会社ヘリテージハブ京都  代表取締役 嶋瀬 明彦

トップへ戻る